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老子 「大道廃、有仁義」 現代語訳

2月 14, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。



訳:蓬田(よもぎた)修一

<漢文>

老子 大道廃、有仁義

大道廃、有仁義。
智慧出、有大偽。
六親不和、有孝慈。
国家昏乱、有忠臣。
(俗薄第十八)

<書き下し>

老子 大道廃れて、仁義有り

大道廃れて、仁義有り。
智慧(ちゑ)出でて、大偽有り。
六親(りくしん)和せずして、孝慈有り。
国家昏乱(こんらん)して、忠臣有り。

<現代語訳>

老子 大道廃れて、仁義あり 

大道が廃れたので、(次善のものとして)仁義が生まれた。
知恵ある者が出てききてから、ひどい偽りが生じるようになった。
親子、兄弟、夫婦が不和になったので、親孝行者が目立つようになった。
国家が乱れたので、忠臣というものが浮かび上がってきた。

※大道:老子が説く、偉大な道。
※仁義:儒家が重んじる「仁」と「義」の道徳。



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