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漢詩 「鹿柴」 王維 現代語訳

1月 25, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

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訳:蓬田(よもぎた)修一

<漢文>

鹿柴 王維

空山不見人
但聞人語響
返景入深林
復照青苔上
(唐詩選)

<書き下し>

鹿柴 王維

空山 人を見ず
但(た)だ人語の響きを聞くのみ
返景 深林に入り
復(ま)た照らす青苔(せいたい)の上

<現代語訳>

鹿柴(鹿を飼う場所の囲い) 王維

ひっそりした人気のない山の中、人の姿は見えない
ただ話し声が聞こえるばかり
夕方の日ざしが深い林に差し込み
さらに青い苔(こけ)の上を照らしている



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