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漢詩 「静夜思」 現代語訳

2月 3, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

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訳:蓬田(よもぎた)修一

月が白く冴えわたる夜、故郷を思って詠んだ詩です。

<漢文>

静夜思 李白

牀前看月光
疑是地上霜
擧頭望山月
低頭思故郷
(唐詩選)

<書き下し>

静夜思 李白

牀前(しやうぜん)月光を看(み)る
疑ふらくは是(こ)れ地上の霜かと
頭(かうべ)を擧げて山月を望み
頭を低(た)れて故郷を思ふ

<現代語訳>

静かな夜の思い 李白

ベッドのあたりを照らす月明かりを見る
(その白い輝きは)まるで地上に降りた霜のよう
頭を挙げて山の端の月を眺め
うなだれて故郷を思う



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