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韓愈 「雑説」 現代語訳

7月 7, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <現代語訳> 雑説(ざっせつ) 韓愈 世の中、伯楽(はくらく=馬をよく見分けられる人物)がいて(はじめて)、千里を走る名馬がいるのである(名馬が見い出されるのである)。 千里を走る能力のある馬は…


十八史略 「死諸葛走生仲達」 現代語訳

6月 30, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <現代語訳> 死せる諸葛(しょかつ)、生ける仲達(ちゅうたつ)を走らす 諸葛亮(しょかつりょう)はこれまでに何度も兵を起こしたが、いずれも食糧の運搬がうまくできずに、自分の志を遂げられなかったた…


十八史略 「管鮑之交」 現代語訳

6月 28, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <現代語訳> 管鮑の交わり 斉(せい)は姜(きょう)の姓(の国)であり、太公望(たいこうぼう)呂尚(りょしょう)が封(ほう)ぜられた場所である。 後の世、桓公(かんこう)(の時代)となり諸侯の覇…


十八史略 「臥薪嘗胆」 現代語訳

6月 26, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <現代語訳> 臥薪嘗胆(がしんしょうたん) (呉は)寿夢(じゅぼう)の後、四人の君を経て闔廬(こうりょ)に至った。 (闔廬は)伍員(ごうん)を取り立てて国の政治について相談した。 員(うん)の字…


日本漢文 「鷹山至性」  重野安繹

6月 24, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <現代語訳> 鷹山(ようざん)の至性(しせい) 重野安繹(しげの やすつぐ) 上杉治憲(はるのり)の号は鷹山である。 秋月種美(あきづきたねよし)の次男である。 九歳で上杉重定(しげさだ)の養子…


屈原 「漁父辞」 現代語訳

6月 19, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <現代語訳> 漁父の辞 屈原 屈原はすでに(罪を得て)遠地に流され、川のほとりを旅し、歩きながら沢のほとりでうたを口ずさんでいた。 顔色はやつれ、姿形はやせこけている。 漁夫は(屈原を)見かける…


十八史略 「鶏鳴狗盗」 現代語訳

6月 19, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <現代語訳> 鶏鳴狗盗 宣王(せんおう)が亡くなり、湣王(びんおう)が即位した。 靖郭君(せいかくくん)の田嬰(でんえい)は、宣王の腹違いの弟である。 薛(せつ)に封ぜられた。 (彼には)文(ぶ…


孟子 「性猶湍水也」 現代語訳

6月 16, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <現代語訳> 孟子「性猶湍水也」(人間の本性は渦巻いて流れる水のようなものだ) 告子が言った。 「人間の本来の性質は、渦巻いて流れる水のようなものだ。 東にせきを切り落とせば東に流れ、 西にせき…


史記  「図窮而匕首見」 現代語訳

6月 12, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <漢文> 史記 図窮而匕首見 秦王、朝服設九賓、見燕使者咸陽宮。 荊軻奉樊於期頭函。 而秦舞陽奉地図匣。 以次進至陛、秦舞陽色変、振恐。 群臣怪之。 荊軻顧笑舞陽、前謝曰、 「北蕃蛮夷之鄙人、未…


「帰去来辞」 現代語訳

6月 9, 2014 by kanbunjuku // コメントは受け付けていません。

訳:蓬田(よもぎた)修一 <漢文> 帰去来辞          帰去来兮。田園将蕪、胡不帰。 既自以心爲形役、奚惆悵而独悲。 悟已往之不諌、知来者之可追。 実迷途其未遠、覺今是而昨非。 舟遙遙以輕颺、風飄飄而吹衣。 問征…